別れ…そして、出会い。—kosococo.姉

昨年、13年一緒に過ごした愛犬コーギーのコナ&ラテの2匹ともが亡くなり、
泣いてばかりのつらい一年でした。

特にコナは、ちょうど一年前の今頃ラテの死と共に、余命3ヶ月・・・と宣告されましたが、
亡くなる前日までツライ表情も見せることなく、11月まで頑張ってくれました。

コナも、ラテも幸い家族揃って見送ることができたので良かったな・・・と思う反面、
それが子供にとって本当に良かったのか、悪かったのか・・・?

生まれた時から、当たり前の様に側にいた家族がいなくなってしまう
このなんとも言えない悲しみ、喪失感は、
私達大人とは比べものにならないほど深く、悲しいものでした。

まだ、言葉でうまく自分の気持ちを表現できない4歳になったばかりの息子は
38度の熱がずっと続き、
また、長女は泣いてばかりの母親に気を使い、
変に明るく・・・しかし、夜になると夜泣きをするという状況が続きました。

私達家族にとって、犬はただのペットではなく、楽しい時も、ツライ時も一緒。
時に励ましてくれたり、笑わせてきれたりと癒しの存在、家族でした。

コナラテの死から、簡単にハイ次!という気持ちにもなれず・・・
一年いや、しばらく犬は飼えないな・・・と思っていたのですが、
子供達の状況を見て、旦那さんと相談し、
1日も早く新しい家族を迎える事に決めました。

犬を迎える事に前向きになり、ブリーダーさんに会ったり、話をするようになると、
子供達の症状も落ち着きはじめ、犬を迎える日までのカウントダウンカレンダーを作るなど、
気持ちが前向きになった時には、
熱も下がり、夜泣きもなくなり、犬を迎える日にはいつもの笑顔で、完全復活!でした。

犬の力・・・すごいです。

私だけが、この早すぎる展開に気持ちがついていけず、
抜毛や目眩、味覚がなくなるなど体調を崩しましたが、
今はまた、モコモコの柔らかい肌触りと、好奇心いっぱいに見つめてくるクリクリした丸い目。
ガゥガゥ甘噛みされながら、1日、1日と段々少してづつ乗り越え、
いまでは新人犬がかわいく思えるようになりました。

いつまでも、コナラテを引きづっていては新人さんにも申し訳ないし・・・
とはいえ、忘れられない、忘れたくない気持ちも強く、
いつでもコナラテに会えるよう・・・
大きなパネルに13年間の思い出をまとめて、飾りました。

また、新人犬と共に新たな月日が流れはじめます。
この先も、いつも笑顔が絶えませんように・・・。



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