街花火の意味深さ—kosococo.妹

早くも8月も半ば、早いな~。
すっかりブログ更新もご無沙汰してしまいました。
さて、みなさん、どんな暑い日をお過ごしですか?
夏休みの方も多いのではないでしょうか?
「この夏最高の気温となりました」と毎日ニュースで報じられているほど、
毎日暑いですよね~。
歩いてるだけで肌がジリジリ来ます。
皆がお休みの時期って、毎朝の通勤電車の風景も変わるんですよね。
いつもは眠たそうな大人ばかりですが、
隣に座った人が、ママと一緒のちびっこだったり、
ラッシュアワーの人の数も明らかに少なくて、
あ~夏休みなんだな~皆、となんだかほのぼのしちゃいます。
子供のとき、夏休みってすごく特別だったな~って思い出しながら、
「いい思い出つくれよ~」と
そのちびっ子たちをなんだかほのぼの眺めちゃうのです。

さてそんなちびっ子たちにも大人気の夏休みの催し物、
このブログでも2回目の話題、
そう、花火大会です!
今日は神宮外苑花火大会の日でした。
花火大好きっ子な割に、神宮外苑花火大会は見た事がなかったのです。
が、ラッキーな事に神宮の花火を高い室内から見れる環境で仕事をしているため、
やっと来ました!初対面の日が。
海の花火大会を見て育って来た私は、
都会の花火なんて、海の花火大会にはかなわないでしょ~って甘くみてました。

高いビルから低いビルまで、
沢山のビルに、沢山の明かりが灯り、
いつもの東京の夜景ながら、とてもキレイ。
この景色は見飽きる事はない。
そんな夜景にうっとりしつつも、
こんなビルが密集してるところで花火ができるのか?と、
まだ半信半疑。

19時半、さあ、いよいよ始まった。
目線同じくらいの高さで、大きな花火がバ~ンとうち上がる。
外で下から見上げる花火とは違って近い!
でも音があまり聞こえない。
それがなんだか寂しいような、かえって神秘的なような。
目の前で起こっているのに、現実でないような。
新宿の高層ビルの夜景をバックに
赤、青、ピンク、白…色んな試行のされた、東京のビルに囲まれた打ち上げ花火。
初めて見たけど、都会の花火は現実の中にポッと生まれた希望みたいな感じ(くさいね、セリフが)
なんだか、心にしみ込んでくる、大人の花火です。
都会の夜景に一夜だけまばゆく光る花火。
感動的でなんか情緒的になってしまう。
とってもキレイ!

こんだけのビルが立ち並ぶ中で行われる神宮の花火大会、
それぞれのビルから、それぞれの窓から、
どれだけの人がこの一つの花火を見ているのだろう、と思うと、
この神宮の花火大会の開催される意味というのは、すご~く重要である気がします。

つらいニュースが多く、乾いた砂漠のように例えられる都会の中で、
毎日頑張って生活している色々な人たちが、色んな状況の中で、
非日常な光輝く花火を足を止め見ている。
しばし素にもどり、
ほっとしたり、希望がわいたり、自分をみつめなおしたりしているのかな~。
おっと~、
私の頭の中では、もう色んな登場人物がでてきて、一つのドラマが出来そうだ。

海花火とはまた違う、東京における街花火の意味深さと重要さに初めて気づき、
なんて夢がある催しものなんだろう!と、違う感動を覚え、
街花火のすごさを体感。
またちょっと、「東京も悪くない」と東京がちょっと好きになるのでした。



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