川崎市岡本太郎美術館—kosococo.妹

先日、川崎市岡本太郎美術館に、
初めて行って来ました。

どちらかというと、
私はあまり岡本太郎さんの事を知りませんでした。
幼い頃見た「芸術は爆発だ!」の印象が強くて、
作品を見ても今までは正直よくわからない、という感じでした。

そんな私が何故、岡本太郎さんの作品に興味を持ったか?

それは、海洋堂さんです。
海洋堂とは、泣く子も黙るフィギュア制作会社。
ガチャガチャなどのフィギュアも、
信じられないくらいの高い完成度で、
見る人々に驚きを与えているプロ集団。
旭山動物園のガチャガチャは有名で、
あれにはほんとに驚きました!
泳ぐペンギンやシロクマのイキイキした姿が見事に表現されており、
いまにも動き出しそうなその姿は、
ガチャガチャの域を優に超えて、芸術作品そのもの。
作り手の創造性、本気さ、遊び心を感じる事ができるものです。

その海洋堂の宮脇社長が、
少し前にNHKの「プロフェッショナル 〜仕事の流儀〜」で特集されており、
その際、ある職人さんが、
岡本太郎のフィギュアを作る過程で奮闘していたのを見ました。
あれだけの職人さんも唸らせる見事なフォルム。
単純そうに見えて、
やはり情熱的と言いましょうか、
躍動感があるなぁと初めてそのテレビ番組で気づかされて、
これは一度この目で本物を見ないと!
と、思ったのでした。

子供を産んでから美術館なんて行くのは初めて。
しかもここの美術館は、生田緑地という自然公園の中にあり、
娘の散歩にも最適!

広ーい庭で散々娘を走らせ、
娘のお昼寝タイムと共に美術館へ。
ほんとは娘にも見せてあげたかったのですが、
おかげでゆっくりと鑑賞する事が出来ました。^ ^

私が行った時の展覧テーマは、「顔」。
どの作品もなんだか熱い!
未だ冷めやらぬ岡本太郎さんの情熱が、
作品の中に生きている、そう感じました。
作ったものからそれを感じる、という事は、
作品を作る際の入魂度は相当なものだったのではないか、と思います。
今度は是非、「太陽の塔」を間近で見てみたいな~。

当然、テレビ番組でやっていた海洋堂さんのガチャガチャ、やりました!
「太陽の塔」は、キーホルダーを購入しました。
かわいいです。^ – ^

違うテーマの時また来てみよう、と思いました。
その時は、敷地内のプラネタリウムや藤子F不二雄ミュージアムにも
足を運びたいと思っています。(^ ^)



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