胎児への影響…食育授業内容紹介 —kosococo.姉

先日食育の授業の中で、
「ショッキングなこと」と「面白い」内容がありましたので皆様にもお伝えします。

今回の講師は、横浜の産科医池川クリニック院長池川明先生

まず「ショッキングなこと」は「経皮毒」についてのお話。

「経皮毒」って聞いたことがありますか?
簡単に言ってしまうと、有害化学物質が皮膚から伝わって
体内に入ってくることにより、アレルギーや、癌などの病気の原因となること。

そう考えてみてみると、
私達の日常品(洗剤・ボディーソープ・シャンプー・歯磨き粉・食器洗剤・化粧品・殺虫剤・芳香剤・消臭剤・生理用ナプキン)などなど、
多くの化学物質に囲まれています。

以前畑では農家さんが裸足、素手で農作業をしていたのが
今や、農薬から身体を守るため、手袋、長靴、口にはマスクといいた完全防備で農作業を行う農家さんも中にはあります。
考えてみてください・・・それを口にしたら!?

そんな話の中一番怖いと思ったのが、
農薬だらけの野菜や、添加物の多いスナック菓子ばかりを食べた妊婦さんが
お産したときに赤ちゃんと一緒に体内から出る羊水が濁っていて、
ドブ臭かったというもの。
また、シャンプーのいい香りがしたという助産婦さんの言葉があったりします。
おなかの中に赤ちゃんがいるときに、
そんな羊水を飲んで過ごしていた赤ちゃんは・・・
考えるだけで怖いですね。
その胎児が女の子ならその子の卵子をもお母さんが作ることになるのですから・・・
怖いですね。

とはいえ、これだけ多くの日常品を全て見直すのは
かなり厳しいとこもありますよね。
自分の出来る範囲で、気をつけて
「経皮毒」と言う言葉を知っているか、知らないかだけでも大きいかもしれませんね。

そして、「面白い」方のお話は、「胎内記憶」について。

お腹の中の記憶や、生まれる際の記憶はない。とされていましたが
池川先生のクリニックで生まれた胎児とお母さんに協力してもらい調査したところ
お腹の中は
「ふわふわして、温かかった」
「暗かった」
「ママ・パパの声が聞こえた」
「ママが蹴ってみてと言ったから、蹴ってみた」など
「本当かよ!」と思うような言葉がポンポン出てくるのです。

また、「胎内記憶」についてのビデオでは
4歳の女の子が「ママのお腹の中でこんな寝方をしてたよ」と頭を床につけてみたり、
中には、受精から、胎児へと成長していく過程「肩からたニョッキって何かが出たと思ったら手になったの!」
と話す子もいたり・・・。

お空の上に、羽をつけた子供がいっぱいいて、
皆でやさしそうなお母さんを探してたの。
一番やさしそうだったから、ママのところにきたよ!」なんて話す子まで。

自然分娩で生まれた子は生まれる際のことを
「掃除機のホースのようなところを通ってきた」
「早く出たかった」
「苦しかった」
と語ったり、
帝王出産の子は
「急にあかるくなって、まぶしかった」とか・・・。

胎内記憶がある・ないに関しては
「聞かれる」か「聞かれないか」によって思い出すか、忘れてしまうかの違いのようです。

お子さんに「お母さんのお腹の中どうだった?」と聞いて見てください。
どんな答えが返ってくるかなぁ?

また、これからお子様を考えている方、
妊娠中、お腹の中で胎児は夫婦喧嘩もすべて聞いていますよ!
お父さんの怒鳴り声は、「パパ怖い」のイメージが焼きついて生まれてくるとか?!
また、出産予定日を過ぎても生まれないからといってお母さんに「まだ生まれないの?!」
というプレッシャーは、
お母さんのストレスとなり陣痛が止まってしまうこともあるそうです。
陣痛のタイミングも赤ちゃんが左右していると言うから・・・
お腹に向かって、聞いてみるといいと池川先生はおっしゃってましたよ!
これがすべて本当なら・・・すごい。



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